snow's diary【ジュエリーデザイナーと職人の日記】

「スノウ」は広島生まれのハンドメイドジュエリーのブランド。広島に暮らす私たち、日々想いを巡らし物語のある作品を仕立てています。

ロゴマークに何を込めるか?/コンセプトやロゴを考える

snowスノウロゴ文字だけ.jpg

☞ 「snow/スノウ」。あたらしいおみせのの基本ロゴはこちら

先日決定したショップ名「snow/スノウ」

下部に「jewelry terrace」の一文を添えたものが広島でのロゴになります。

terraceは明るく開放的な2階バルコニーの意匠と

若いデザイナー達が集まる活力のある集合アトリエのニュアンスを

どーしても表現したくて使用しました。

さてお店にはコンセプトがあります。

まずお店を構成する要素を考えると・・・

① ジュエリーデザイナー(わたしとほか女性で3人)

② クラフトマン(職人は男性で3人)

③ お客様(それぞれの想いや願いをお持ちです)

④ お店(1、2、3を繋ぐ場所、表現する場所)

ここで④は単にお店でいいのだろうか?

と疑問に思ったわけです。

①のデザイナーは②の職人と協力して③のお客様の願いをジュエリーを作ることで叶えるものです。

なので①②も独善的になってはいけません。

常に③を真摯に見つめた態度を心がけようとしました。

③のお客様がここち良く感じてもらえるもの。それは、

ジュエリーの品質やデザインの鮮度。

あるいは私たちの身だしなみや言葉使い、笑顔や機転。

そして過ごしていただくステージであるお店。

これらすべて包括したものが④であるべきだと…。

それはホスピタリティとか流行の言葉でいえば「おもてなし」かもしれません。

そうですねお店の意匠も「おもてなし」の中のひとつにすぎないんですね。

で、④を「おもてなし」と置き換えることにしました。

すると、

スノウ広島のショップコンセプトイラスト.jpg

☞ こういう図形になってきました

ショップコンセプトをまとめると4つの輪がまじりあう図形になりました。

じーっとみると、

おやおや・・・

snow・スノウのマーク.jpg

☞ なんとなくこんな形に見えてきた。

斜めに交差するつぼみは①②③④の純粋な思い。

そして十字に咲く花はそれぞれの思いが開花した姿。

snowスノウロゴ文字だけ.jpg

☞ 文字のスタイルがこうなので

重ねると・・・・

snow スノウ広島ロゴ.jpg

☞ こうなります!(完成)

snow/スノウのロゴの完成です!

このように一つのロゴにはたくさんの想いやメッセージが込められています。

さあ、この新しいロゴとショップコンセプトから新しいお店つくりをどんどん進めてゆこう!

(明日は設計の山さんと打ち合わせです)